月経前症候群 (PMS)の症状
月経前症候群 (PMS)の症状は、
月経の前に、体がむくんだり太ったような感じがすることがあります。
これは、体重が増加する・部分的にむくみを感じるといった症状です。
腸の壁に水分がたまることによるお腹の張りや痛み、吐き気などがその代表的なものですが、
乳房緊満感や頭痛なども、この部分的なむくみが一因と考えられています。
乳房のはりや痛みはよくみられる症状ですが、必ずしも全身のむくみと比例して起こるわけではありません。
月経前の乳房の変化は、血流の増加や局部的に水分がたまったり乳腺組織の増殖などの要因がからみあって起こると考えられています。
乳房の痛みのほかに、腹痛や腰痛、背中の痛みがみられる人もいます。
なかでも、月経前に起きる人が多いのが頭痛です。いわゆる「月経前の片頭痛」です。
片頭痛は、何らかの原因で頭蓋骨の周囲の血管が収縮した後に拡張することで、血管の周囲にある知覚神経が刺激され痛みを感じるというものです。脈拍に合わせて、ズキズキ・ガンガンと脈打つような痛みが特徴です。
痛みはとても強く、嘔吐をともなう場合もあります。
その他の体の症状として、便秘や下痢、食欲の変化、皮膚や粘膜のトラブル、疲労感・倦怠感などがあります。
食欲の変化では、食欲が低下することもありますが、いつもより食欲が増しチョコレートやケーキなどの甘いものが無性に食べたくなるという人のほうが、多いのではないでしょうか。
またこの時期はアルコールに対して、いつもより弱まったり逆に強くなったりすることもあります。
月経前症候群 (PMS)の心の症状としては、
なんだか、とにかくイライラする。
そわそわと落ち着きがなくなり、仕事や家事が手につかなくなったり、漠然とした不安感を抱くことがあります。
緊張が高まると、自分をコントロールできなくなる感じがします。
月経前症候群 (PMS)の人の多くが悩んでいるのが、ささいなことに対して怒りっぽくなってしまい、
子供をきつく叱ったり、人間関係でトラブルを起こしたりしてしまうことです。
また、注意力が散漫になり判断力が低下するため、いつものように仕事や家事がはかどらずにますますイライラしたり、気分が滅入ってしまうことがあります。
昼間も眠くてしかたがない人や、頭が妙にさえて寝つきにくくなる人、眠りが浅くなり夜中に何度も目が覚めてしまう人など、睡眠のリズムが乱れる場合があります。
朝目覚めた時に、眠った気がしない、熟睡感がない、リフレッシュ感がないと感じることがあります。
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